「弱くて当たり前だと誰もが思えたらいい」【ミステリと言う勿れ4巻より】

メンタル(エッセイ)

「ミステリと言う勿れ」を読んだ。

漫画アプリで3巻まで無料読みして、続きが気になったからゲオで借りてきた。

私は常々思っているのだが、ゲオやTSUTAYAのレンタルビジネスはこのサブスク時代でモロに割を食わされていると感じる。

DVD・BD・CDはレンタルする機会がホントになくなったものだ。(サブスクやってない人は今でも重宝するだろうけどね)

でも漫画はレンタルが嬉しい。

漫画もサブスクはあるが、やはり手にとって本を読むというのは電子書籍にはない心地がある。

電子書籍も嫌いじゃないが、現物も好きだ。

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まあそんな話はどうでもいい。(笑)

私はこの漫画のある一節に感動した。

とある事件の解決に際して、深く傷ついた少女に主人公がカウンセリングを提案するのだ。

ミステリと言う勿れ 4巻より
ミステリと言う勿れ 4巻より

今、私はストレスで体調を崩して仕事を休職している。

そんな私にとっては、何だかとても救われた気持ちになるシーンだった。

休職に入る時の私は、

「こんなことでダメになるなんて情けない」

「自分はなんて弱い人間なんだろう」

「みんなができることも自分にはできないのか」

そんな風に悲観した。

2週間ほど休んで少し気が楽になったが、今でもその気持ちは残っている。

でもこのシーンを見て、そんなに自分を責めなくてもいいかもしれないと思えた。

たしかに日本は、

「壊れないことが当たり前」

「悩むことは恥ずかしい」

「頑張ることが素晴らしい」

みたいな雰囲気があると思う。

誰が決めたわけでもないのに、私たちが生まれ育つ環境の中で自然とそういう常識が刷り込まれてしまっている。

そのせいで、なかなか休職という選択肢を選ぶことができなかった。

私たちは自分の居るコミュニティの常識が世の中の常識のように感じてしまうが、実際はそうでもないことの方が多いはずだ。

心身を壊してまで守らなければならない常識なんてきっとおかしい。

健康に生きることが一番大切だと思う。

自分の身に危険を感じる時は迷わず逃げたっていいじゃないか。

命あっての物種。

好きでもない仕事なんかに自分を壊されるなんてバカらしいにもほどがある。

人は弱い生き物なんだ。

苦しい時は身体を壊すことだってあるよ。

その時はしっかり休んで、自分のペースで立ち上がればいい。

休むことも大切だ、と。

これからはそう考えるようにしたい。

そして、その考えることに罪悪感を感じなくて済む世の中になるといいな。

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