ゲームで育って得たもの
ごきげんよう。たこまんじゅう (@tako_waytofire) です。
「ゲームは教育に悪影響だ!」というご意見があると思いますが、ゲームで育った私が何を得たか考察してみたいと思います。
実は私、幼稚園生の頃からゲームしてます。そんな私もあと数年で30歳・・・>< 時が経つのは早いなあ。。。
30歳という大台に差し掛かる前に、これまでの人生を振り返ると「ゲームばかりしていたなあ」ということが思い出されます。
ですが悪い意味に捉えず、それも一つの個性として、何ができる人間になれたのか自己分析してみました。
以下のことが実生活に活きているなあと思っています。
もちろん人それぞれに違うところもあると思いますが、ゲーマーの特徴とともにこれらについて語っていきましょう。
①ものごとを数値化するのが得意
ゲームは「レベル」「ステータス」「次のレベルアップまでいくら」「クリア達成率〇%」といったありとあらゆる数値パラメータで構成されています。
こういう数値化されたステータスを日ごろからみているため、ゲーマーはものごとを数値化して表現することに抵抗がない傾向があります。
ゲームをしているとき「あと何レベルになるまで頑張ろう」みたいな目標を決めてやっていることは多いと思います。
目に見えるデジタルな目標設定をすれば、明確なゴールが示されるのでモチベーションを持って行動することができますね。
これを仕事や勉強に応用する工夫をして、成果を出している人も少なくないはずです。
あまりに自然になっていて自覚していない人もいるかもしれませんが、意識してこまめに目標を設定してみるとスッとできる自分に気づくかもしれません。
②調べる・試す・改善する
ゲーマーは好奇心旺盛です。キャラ情報や攻略などを調べるのが好きな人も多いと思います。また、新しいテクニックや攻略法などを発見したら試したくなるものです。
ゲームという秩序世界でできることは何でもできますから、調べてみてやりたいことがあればすぐに試すことができます。ダメだったらやり直すこともできます。
このようなフットワークの軽い試行錯誤ができるのがゲームの良いところだと思います。やりたいことが何でもできるといえば「マインクラフト」なんかがいい例ですね。
まずは調べて、実行してみて、上手くいったという成功体験を積み、あるいは失敗したという経験を積み、より良くしようと改善していく。。
そういった「行動することで得られる経験」を肌で何度も感じているので、「まずは行動してみる」というスタンスを持ちやすい傾向があります。
ただし言うまでもありませんが、現実世界ではやり直しがきかないこともあるのでご注意ください。笑
小さく始め、失敗時のリスクを抑えるようなバランス感覚は大切です。。笑
③効率的動作を考えるクセがつく
ゲームは基本的に同じ動作を繰り返すことが多くなりがちです。(RPGのレベル上げしかり。覚えゲーのアクションしかり。…etc)
動作を繰り返すうちに、この動きをどうすれば最短で行えるかを考え始めます。
一秒でも早く、より効率的に動くためにどうするかを研究するゲーマーは、ルーティンワークをこなすのが得意な傾向があります。
小さな話ですが、例えば私はよく行く目的地に移動するときに信号に引っかからない道を常に探しています。その結果、自転車片道30分近くかかる道のりで、一度も足を着かずに行ける最短ルートを開拓したことがあります笑(本当に小さいw)
また、ルーティンワークを高速でこなすことに直感的なセンスを発揮しやすいため、事務作業の最適化やマクロを組んで高速化するなどの業務効率化に応用できる場面もあるでしょう。
ある程度決まった動作で構成されるような仕事は、ゲーマーにとって得意領域となる可能性は高いかもしれませんね。
④整理整頓力
情報がきれいに整理されて、見た目も頭もスッキリ!という状態は美しいです。
こういう発想が身に定着したのもゲームのおかげでした。
アイテム収集が好きなゲーマーは特にそうだと思いますが、集めたアイテムが多くなるほど、コレクションがきれいに並ぶことに美しさを見い出します。
また、煩雑な情報であふれかえる複雑なゲームでは、自分の中でしっかりと仕分けておきたいと思う場面も多いでしょう。
より快適にゲームを楽しむために、情報の整理整頓に心掛けているゲーマーは多いのです。
振り返ると私も、いつも頭を整理したくて資料やデータなどスッキリ仕分けたい性分です。
そして言わずもがな、整理整頓力が身につけば日常生活にも役立つ場面は多くありますね。
ゲームの時間も無駄じゃない
Twitterでふとつぶやいたのですが、ゲームばかりしてきた人生も、振り返ってみると得たことが色々あったと思います。
日常生活で活きているなあと特に感じることを今回抜粋して語ってみました。
ただし、もちろん「ゲームばかりやっていていい」と言っているわけではありませんよ。笑
あくまでバランスが大切で、ゲームとうまく付き合うことができれば身につくスキルがあるということをお伝えしたかった次第です。
もし、今まで思考停止でゲームに没頭していたとしたら、「この時間で何を得たのか」とたまに我が身を振り返ってみることをおすすめします。
「自分にとってこんなことが役に立った」と思うエピソードが見つかれば、ゲームの時間は決して無駄ではないと思います!
最後になりますが、小さい頃、母親とこんなやりとりをしたことがあります。
母ちゃん、この世界の主人公ってだれ??
この世界に絶対の主人公なんていないんだよ。自分の人生は自分が主人公だからね。
ゲームには主人公が付き物です。そして、この現実世界の主人公はどうやら自分らしい。。
幼いながらも、この言葉が衝撃的でいまだに覚えています。
この言葉をきっかけに、たこまんじゅう氏は自分の人生を自分で切り開いていこうと思ったとか思わなかったとか・・・。
まあ正直この当時は、これきっかけで何かやり始めたことはなかったですが、今思えば心に残る言葉だったなと感じます。
私にとってはこのエピソードもゲームをしていたからこそ得たものです(^^)
あなたの人生はあなたが主人公ですから、あなたが幸せになる人生にゲームが寄り添う形になればいいと思います(^^)
そのバランス感覚を持てればゲームは決して悪影響なんかではありません!
あなたとゲームがこれからも良い関係であることを願って、今回は以上とします。
最後までお読みいただきありがとうございました!
余談:私のゲーム遍歴
追伸という形ですが、自己紹介も兼ねて、私がどのくらいゲームと生きてきた人間を書き残しておきます(^^)。
上には上がいますが、ご参考程度に。。。笑
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