【7番房の奇跡】胸糞悪いけどめちゃ泣ける韓国映画【感想を語ってみた】

エンタメ

韓国映画って泣ける良い映画あるんですね・・・!

たこまんじゅう
たこまんじゅう

「7番房の奇跡」という映画を観ました。

韓国映画には全然詳しくないけど、これなかなか面白かったので紹介したいと思います。

「7番房の奇跡」は2013年に公開されたちょっと古い映画です。

#切ない #泣ける #スッキリ #心温まる #胸糞 #笑える

こんな気分になりたい方は必見です。

この辺の動画配信サービスで観られるので興味のある方はぜひ!

それではどんな話か語っていきます。

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あらすじ

国民参加の模擬裁判にて、10年以上前に起こった「少女誘拐殺人事件」を題材に、弁護側に立つ女性イェスン。

彼女こそ、この事件の容疑者イ・ヨングの娘である。知的障害を持ちつつも、心から娘を愛していた優しい父がなぜこのような事件の容疑者となってしまったのか。

当時有罪となってしまったこの事件だが、イェスンは父の無罪を証明し尊厳を取り返すためにいま、当時の一部始終を語り始める・・・。

この作品は1972年に韓国で実際に起きた少女暴行殺人事件をモチーフとしたフィクションです。まじで泣けた・・・。

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ネタバレ感想

ここからは感想です。

「あ~あそこのシーンね!わかるわ〜」

みたいな映画観た人同士の感想言いあう感じのやつなので、まだ観てない方は閲覧注意で!

個性的な仲間たちとの人間関係がイイ!

物語の大半は父ヨングを中心に刑務所内の描写で展開します。

最初は知的障害を持つヨングを誰もが卑下していじめるのですが、ひょんなことから相部屋の元暴力団員「アニキ(房長)」をヨングが助けます。

命を救われたアニキは仁義を通すために、「娘イェスンに会いたい」というヨング唯一の願いを叶えます。ここからヨング・イェスンと同房の仲間たちとの不思議な人間関係が生まれるんですね。

7番房はアニキを筆頭に、頭の良いスリ師や、ムードメーカーのオカマ、よくキレるけど実は家族思いのオヤジ、のんびりしたおじいさんなど個性豊かなメンバーがいます。

最初はヨング目線で全員悪い人に見えますが(まあ悪い人ではあるw)、ストーリーは進むほどにそれぞれの人間性が見えて感情移入できるようになっていくのが良い。

個人的には、アニキが読み書き出来ないことが発覚し、オカマにいじられるクダリは笑いましたww

ヨングの人柄とイェスンのおかげでだんだん打ち解けていくのが見ていて楽しいところ。また、ヨングの人となりを十分に示したところから、7番房のメンバーが事件の真相を解き明かす流れは非常にスッキリしました。

刑務所の課長も重要人物です。最初はめっちゃ怖いやつですが、刑務所の火災でヨングに命を救われて以降、ヨングが本当に人殺しなのか疑問を持ち、警察の圧力で容疑者に仕立て上げられた冤罪だと突き止めます。

その後はイェスンの保護者となり、7番房メンバーがヨングを救うための活動を黙認し陰からサポートします。こういう人いいよね!

たこまんじゅう
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悲惨な状況が少しずつ覆されていく展開。個人的には大好物です!

悔しい、ムカつく、胸糞悪い、、、でも面白い

ヨングは権力者の娘を死なせた(結局は事故死を目撃しただけですが)ために、刑事や弁護士によって真実を揉み消された形で死刑となりました。

処刑場へ向かうシーンは本当に悲しかった。死を察したヨングが「助けてください」と叫ぶ描写はあまりに痛ましくて、胸糞悪くて、号泣でした。。。

それと同時に、真実が伝えるべき場所で伝わらないもどかしさやヨングを貶める奴らへの怒りが沸き上がってきましたよね・・・。

悔しすぎる!!!

ですが、これはあくまで報復の物語ではありません。

たこまんじゅう
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例えもうすべてが終わった裁判だとしても、無実の死刑となった父の汚名を晴らすために、この判決だけは覆したい。ただそのためだけに弁護士となったイェスン。父への愛に泣けました!!

ツッコミどころはいろいろとあるかな

初めてイェスンを7番房に連れてくるシーンはアニキの有言実行力に脱帽しました笑

てか顔も知らない少女をどうやって選んで連れて来れた?そもそもなんでイェスンが都合よくイベントにいるのよ??

なーんて、野暮なこと言うのはやめておきましょう。

これはそういう物語です!!

気になるツッコミどころはあったりもしますが、そこはエンターテインメントだと思って鑑賞するのが吉!

たこまんじゅう
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緻密な設定や論理的な伏線回収が好きな方には粗さを感じるかもしれませんが、そこはお手柔らかに笑

まとめ

胸糞悪いとか腹が立つとかいろんな気持ちが掻き立てられる作品でしたが、個人的にはすごく面白かったです!

冒頭で示した感情成分、

#切ない #泣ける #スッキリ #心温まる #胸糞 #笑える

こいつらを10段階で表現すると、この作品はこんな感じでまとまります。

やっぱりね、いろんな感情が駆け巡りましたが結局は「泣ける」ってことなんですよ・・・(T^T)

オイオイ泣きたい気分の時はこういう作品がぴったりです。私のおすすめ映画でした!

おしまいっ!

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