上昇相場でも買い続ける投資方針の検討
ごきげんよう。たこまんじゅう (@tako_waytofire) です。
2020/6/3現在、日米を中心に株価は急激な上昇相場に突入しております。
今日現在の日経平均株価を見ると、コロナショック直前は24,000円台だったのが、22,000円台まで戻しており、株価指数上はコロナなんてなかったかのような盛り上がりになっていますね・・(ただし実体経済は依然壊れているので、これからどうなるかは不明)。
下落相場に目が慣れすぎて、昨今の急激な上げ相場についていけない気分にもなりますが、いつどうなるかわからない相場において底値だけを拾い続けることはできません。
株式購入に掛けるキャッシュ比率は状況に応じて変えつつも、どんな状態でも買い続ける姿勢を維持したいです。
つまり、上昇相場では小さく買い続ける工夫を検討したいと思います。
ポートフォリオからまだ買える銘柄を絞る
暴落相場とは打って変わり、あれこれ買いづらくなってしまいました。。
ですが、ここでノンポジションで棒立ちしていてはいつまでも資産形成はできません。
株価は循環するので、「下がれば大きく買い、上がれば小さく買う」という姿勢を貫きたいと思います。
私のスタンスは高配当株投資です。
多少なりとも財務や業績を調査して国・セクターが分散されるように、配当利回りの高い銘柄でポートフォリオを組んでいます。
そこで自分をいったん信じて、これから買い進める銘柄はポートフォリオ内の銘柄に固定して考えてみます。
現時点での株価・予想配当金から配当利回りを導き、税引後利回りが4%以上になる銘柄を絞り込むと以下のようになりました。
銘柄 | 予想配当金 | 現在価格 | 税引前利回り | 税引率 | 税引後利回り | 限界価格 |
SPYD | $1.80 | $28.77 | 6.26% | 71.72% | 4.49% | $33.00 |
ARCC | $1.60 | $15.44 | 10.36% | 71.72% | 7.43% | $29.00 |
ENB | $2.30 | $33.32 | 6.90% | 67.73% | 4.68% | $39.00 |
BTI | $2.62 | $40.51 | 6.47% | 79.69% | 5.15% | $52.00 |
BP | $2.52 | $24.95 | 10.10% | 79.69% | 8.05% | $50.00 |
WBK | $1.20 | $11.89 | 10.09% | 79.69% | 8.04% | $24.00 |
日本たばこ産業(JT) | ¥154 | ¥2,152 | 7.16% | 79.69% | 5.70% | ¥3,000 |
三菱UFJFG | ¥25 | ¥445 | 5.62% | 79.69% | 4.48% | ¥500 |
三井住友FG | ¥190 | ¥3,173 | 5.99% | 79.69% | 4.77% | ¥3,700 |
オリックス | ¥76 | ¥1,485 | 5.12% | 79.69% | 4.08% | ¥1,500 |
インターワークス | ¥30 | ¥399 | 7.52% | 79.69% | 5.99% | ¥600 |
ディア・ライフ | ¥28 | ¥488 | 5.74% | 79.69% | 4.57% | ¥550 |
三菱商事 | ¥134 | ¥2,513 | 5.33% | 79.69% | 4.25% | ¥2,650 |
上昇相場が見込まれる当面、購入対象はこれらを優先しようと思います。
また、今後さらに上昇が続いた場合、税引き後利回り4%になるギリギリの限界価格を示したのが表の最右になります。
予想配当金が変わらない前提では、この限界価格を超えない限りは買い続けてもいいとします。
上昇相場ではあくまで「小さく」買い続ける
見出しの通り、上昇相場では立ち止まらない程度に買い続けるという軸のもとで、上述した銘柄を優先的に買うようにしたいと思います。
いつまで上がり続けるかわからないので、立ち止まっては機会損失および資産形成が進まないと思うからです。
あくまで「小さく」と心に刻み、下がった時に余力を大きく動かせるように準備しておきます。
急激な上昇相場が突然始まってしまったため、立ち止まりたい気持ちになってしまいました。
だからこそ、改めて投資方針を振り返り、臨機応変に買い続ける姿勢を整理するために今回記事にまとめてみました。
値上がりするものに飛び込むのは相当な抵抗感がありますからね。。。
上述の買い方を始めるとポートフォリオ比率は多少崩れると思いますが、今買わない銘柄も次の買い場で買っていけばよしとします。(それが来なければ永遠に塩漬けかもしれません・・w)
身も蓋もありませんが、やり方に正解はありません。
過ぎたことに理由が付いて、後から正解だったかどうか判断されるだけです。
今の思いとしては、軸をもってとにかく相場と対峙し、手を止めずに居座り続けることを重視したいと考えています。
良い未来が待っていることを願って、続けていきたいと所存です。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント