ごきげんよう。たこまんじゅう (@tako_waytofire) です。
ブログを始めて、Google AdSense(以下、アドセンス)やASP提携し始めるとこんなことが気になりませんか?
アドセンスとかでCTRやRPMって数字を見るけど、これって何なのかな?
ブログの収益性を測る統計指標ですよ。
それがあればブログ収益の目安が掴めます!
以下の指標は特に役立つデータなので、ぜひ意味を知っておきましょう!
- ページビュー(PV)数
- ページCTR
- ページRPM
- カバレッジ
今回はこれら指標の意味と、
カンタンにできる収益予測のやり方を解説します!
(特にアドセンスに着目した解説になります)
ページビュー(PV)数
PV数とは、ページが閲覧された回数を表す指標です。
アドセンスでは、
広告があるページが表示されたら1回カウントアップ
※広告のないページや広告が読み込まれる前にページを移動した場合はカウントされない
というロジックになっていて、広告収入金額の測るための母数となる大切な数値です。
ちなみに、アクセス解析ツール「Googleアナリティクス」のPV数は、広告に関係なくページが読み込まれたら1回とカウントします。
2つのPV数は意味合いが違うので、目的に応じて参考にする指標を使い分けましょう。
- アクセス解析としてPV数を知りたい→Googleアナリティクス
- 広告収入の調査としてPV数を知りたい→Googleアドセンス
ページCTR
ページCTR(Click Through Rate)とは、PV数に対して広告がクリックされた割合を示す指標です。
ページCTR(%) = クリック数 / PV数 × 100
たとえば、PV数が500回で、広告クリックが5回発生した場合は、ページCTR=1.0%ということになります(5/500 × 100 = 1.0%)。
ページCTRは一般的に1.0%が平均と言われていますが、これは収益性を求めないサイトも含めたごちゃ混ぜの平均値です。
ブログで人並み以上の収益を求める場合は1.5%〜2.0%以上を目指すのが実現可能性の高い目標になります。
ページCTRを高めるためには、広告の設置場所をチューニングすることです。
多すぎても読者が離れてしまう原因になりますし、少なすぎても機会損失になるので、ユーザ目線・広告主目線の両面からいい塩梅を見つけていきましょう。
参考:クリック率
こちらは参考値ですが、クリック率という指標もあります。
クリック率(%) = クリック数 / 広告表示回数 × 100
PV数ではなく、ページに表示された広告数のすべてを母数とします。
普通は1ページに複数の広告を載せるでしょうから、ページCTRよりも値が小さくなることが多いはずです。
収益性を測る指標としてはPV数ベースのページCTRの方が使いやすい指標なので、クリック率はおまけとして見る程度でOKです。
ページRPM
ページRPM(Revenue Per Mille)とは、1000ページあたりの収益額を意味する指標です(Mille=”1000″)。
ページRPM(¥) =(見積もり収益額 / PV数)× 1000
たとえば、PV数が500回で、見積もり収益額が150円の場合は、ページRPM=300円ということになります(150/500 × 1000 = 300円)。
ページRPMは一般的に300円が平均と言われており、高い低いのざっくりとした目安はこんな感じ。
- 200円以下:低い
- 300円程度:普通
- 400〜600円程度:高め
- 600円以上:かなり高め
ページRPMを上げるための手段は大きく2つ。
- 広告単価を上げる
- ページCTRを上げる
広告単価は金融系・不動産系・ビジネス系・美容系などのジャンルの記事を書いていくと高まりやすいと言われています。
とはいえ、すでに決めたご自身のブログの方向性もありますから、無理してまでこれらのジャンルに軌道修正するのは精神衛生上よくありません。。
ページCTRは、上述のとおり広告配置を見直すことで改善可能です。
収益も大切ですが、ブログは楽しく継続してこそだと思うので、まずは取り組みやすいページCTRの改善に注力するのが良いと思います。
参考:インプレッション収益
こちらも参考値として、インプレッション収益という指標があります。
インプレッション収益(¥) =(見積もり収益額 / 広告表示回数)× 1000
上述したクリック率と同様、広告表示回数ベースの収益指標です。
こちらもおまけとして、こんな見方もあるんだな〜ぐらいの認識でOKです。
カバレッジ
カバレッジとは、広告リクエスト数に対して実際に広告が表示された割合を示す指標です。
カバレッジ(%) = 実際に表示された広告数 / 広告リクエスト数 × 100
たとえば、5つの広告を設置したページが表示されたとすると、広告リクエスト数は5つです。そして実際に表示された広告が4つだった場合、カバレッジ=80%ということになります(4/5 × 100 = 80%)。
カバレッジは100%に近いことが理想です。設置した広告がきちんと表示されているということですからね。
アドセンスは、基本的にページコンテンツ(記事内容)と関連性の高い広告が配信される仕組みとなっています。
ところが、コンテンツがマニアックすぎたり、広告パターンを制限しすぎたりするとマッチングする広告がなくて表示されないケースがあります。
カバレッジが低い場合は、上記いずれかに問題があるかもしれません。
ブログ収益予測のやり方(アドセンスを例に)
こちらは本ブログにおける全期間(2020/01〜2021/02現在)のアドセンス収益の統計です。
開示するのもお恥ずかしい情報ですが、初心者雑記ブログのリアルとご理解いただければ思います。
現状の分析
まずはページCTR、1.44%なので努力目標の1.5%以上までもう少しといったところ。
ただし、PV数(全期間)が28,694回とまだ母数自体が小さいので、多少のクリック数で上振れも下振れもするような統計状況ではあります。。
次にページRPM、1000PVあたり465円ですから上述の目安では「高め」の部類です。
本ブログは主に投資について発信しているので、比較的高単価の広告が表示されやすいのかもしれません。
カバレッジは95.12%と悪くはないと思います。
ただし、多少マニアックな記事もあるので、そういう記事は広告がヒットしていない可能性があります(笑)。
収益予測
たとえば、毎月アドセンス収入を得るために必要なPV数を求めてみましょう。
アドセンスは見積もり収益額が8000円を超える月ごとに入金される仕組みです。
今の統計状況が今後も続くと想定すると、
465(円):1000(PV)= 8000(円):X(PV)
つまり、X≒17200(PV)のPV数が必要ということになります。
本ブログの月間PV数は直近で8000〜9000PV程度なので、毎月収入を得るためには、あともう2倍頑張る必要がありそうです。
先はまだ長いですが、それなりに芽が出てきている実感が湧きます・・・!><
まとめ
収益性を測る統計指標の意味と、それを使ったカンタンな収益予測のやり方を述べました。
ブログ収益を意識し始めると、この辺の用語の意味が気になると思います。
実はこんな風に使える数値だったんですね。
ちょっとしたことですが、こうした分析で自分のブログの現在地がよくわかります。
たまに振り返ってみるのも良いでしょう!
たまに、と言ったのは分析ばかりやってもブログは成長しないからです。
収益を上げるためには、やはり記事を書くしかありません。
ザックリと状況を把握したら、あとは記事を書くことに注力するのが賢明です!
収益とか予測値なんかにあまり囚われすぎず、コツコツ・楽しく記事を書き続けていくのが1番です。
マイペースで頑張っていきましょう!
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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