「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」みたいな夏っぽくて切ない青春漫画で面白いのない??
それならこの作品がおすすめです!
ぜんぜん関係ないけどタイトルもちょっと似てる笑
というわけで今回は「夏へのトンネル、さよならの出口」という漫画を紹介します。
✓この作品のココがおすすめ!
- 夏を感じる切ない青春群像劇
- SFアリの予測不能な展開
- 全4巻で読みやすい
2022年夏にアニメ映画化も決定してます!
期待度MAXの本作の魅力をネタバレ少なめで紹介していきます(^^)
あらすじ
夏の日のある朝、田舎の高校生・塔野カオルはある都市伝説を耳にする。
それは中に入ると年を取る代わりに欲しいものがなんでも手に入るトンネルがある、というものである。
その名も「ウラシマトンネル」。
その日の夜、散歩に出掛けたカオルは怪しい雰囲気漂うトンネルを見つける。
恐怖を感じるカオルだったが、それと同時に興味を持ってしまう。
「もしこのトンネルが本物のウラシマトンネルだったなら…」ガガガ賞&審査員特別賞のW受賞を果たした大注目作品のコミカライズ!
マンガワン 作品紹介より
本作はガガガ文庫出版の小説版を原作として漫画化したものです。
登場人物(2人の主人公)
本作の主人公について掘り下げていきます。
- 塔野カオル
- 花城あんず
基本的にはこの2人がお話の中心ですが、群像劇として周囲のキャラも魅力的です(^^)
その辺は本編でお楽しみあれ!
塔野カオル
どこにでもいる田舎の高校生。
ですが、カオルは誰にも見えない十字架を背負って生きていました。
その十字架の正体は「妹カレンの死」。
5年前、不慮の事故によりカレンを亡くして以来、カオルは妹の死を自分のせいだとずっと後悔していました。
カレンの死後、母親は失踪、父親は酒に溺れ、家庭環境は最悪の状態に。。
そんなある日、どんな願いも叶うという都市伝説「ウラシマトンネル」を見つけてしまったことで、彼の物語は動き出します。
「カレンを取り戻す」
その願いを叶えるため、カオルは「ウラシマトンネル」に挑みます。
花城あんず
容姿端麗・頭脳明晰・スポーツ万能の転校生。
他人を寄せつけず転校早々「孤高の人」となるも、カオルとのある会話をきっかけに、彼のことが気になるようになります。
ひょんなことから、あんずはカオルが「ウラシマトンネル」を調べていることを知ります。
こうして2人は協力者となり、仲を深めていく関係へと進展していきます。
学校でのあんずはまさに「高嶺の花」ですが、実は漫画を描くのが趣味。密かにコンクールに応募しているという一面もあります。
本作の見どころ
本作の見どころをまとめるとこんな感じになります!
- とにかく絵がきれい!
- 高校生らしい青春群像劇
- ウラシマトンネルの謎
- この青春は、切ない。
サクッと紹介していきます(^^)
とにかく絵がきれい!
まず漫画を手にとって最初に思うのは【とにかく絵がきれい!】ということ。
背景はもちろんキャラクターの描き込みもハンパない圧倒的な画力!
このクオリティで物語が進んでいくんだから、読む手が止まらなくなっちゃいますよ。
特に「夏」の清涼感を表現するのがとっても上手で、「ああ、こういう夏もあったよなあ」って気分になれますよ!(^^)
高校生らしい青春群像劇
あんずは「特別な存在」になりたいと熱望しています。こういう発想が高校生らしい(むしろ中二っぽい?笑)ですね。
一方、カオルの考えは真逆。彼にとってはカレンとの何気ない日々が宝物でした。
また別のシーンではケンカした相手にこんなクサイ台詞(いい意味よw)を投げかけたり。
多感な高校生ならではの悩み、楽しみ、時にはぶつかり合う様子がウマ~~く表現されてます。。。
リア充爆発しろおおおお!!!
くやしい!クヤシイ!
だがこれでいい!!(カイジ)
ウラシマトンネルの謎
ウラシマトンネルは、外との時間の流れが異なる空間ということが判明します。(ドラゴンボールの精神と時の部屋みたいな)
ですが、「欲しいモノがなんでも手に入る」という噂は異なっており….
おおっとこれ以上は言えねえぜ…
ウラシマトンネルが彼らにもたらすモノは一体なんなのか?
それはぜひ本編で確かめてください!
この青春は、切ない。
妹を取り戻したい少年、特別になりたい少女、願いが叶うトンネル。
そしてタイトルの意味深な「さよなら」。
これだけでもわかりますよね。この物語、めっちゃ切ないんですよ…(T_T)
全4巻でどんな物語となっていくのか、ぜひ最後まで見届けてみてください!
2022年夏、アニメ映画化!
漫画を読んでて「映画映えするストーリーだな〜」って感じてたのでこれは朗報!!
今から楽しみです!
まとめ
「夏へのトンネル、さよならの出口」を紹介しました。
#青春モノ #SF #切ない #泣ける #感動する
みたいなストーリーが好きな人はハマること間違いなしです!
全4巻なので非常に読みやすくておもしろかったですよ!
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
関連記事
✓「ピッコマ」で読めるオススメの面白い漫画をまとめました
コメント