日本の教育ってさ、「得意なことを伸ばす」よりも「苦手を克服させる」ことに躍起になりがちだよね。
最近の教育は変わってきたのかもしれないけど、私のころはそうじゃなかった。
- 何事で「和」が大切だよ。
- みんなで協力し合ってください。
- 苦手科目をなくしましょう。
- みんなと同じことができて当然です。
- etc,etc…..
生まれてからのおよそ20年間、これだけ「右に倣え」をすり込めば、「みんなと同じ」ことが正義だと思い込んで育つよね。
「人と違うこと」は悪!
これはみんなできて当然!
「和」を乱す奴はみんなで袋叩きだ!
そういう思考がイヤでもしみついてんだよな。(私だってそうだ)
私も例にもれず、大勢の一部となるように育った。
でもさ、学生から社会人になった時に思った。
「協調することよりも、なにか突き抜けた性格や能力を持ったやつの方が活き活きしてるなあ」って。
結局さ、たいていの人は協調するから自分らしくやったもん勝ちなんだよなって感じた。
誰かの顔色を窺ったり、みんなと同じじゃなきゃならないって考えてることの方が疲れちゃうよ。
誰かと比べたりせずに自分らしく。
人は人。自分は自分。
自分が得意なことを武器にして生きていけたら人生がどんなに楽しいかな。
仕事にしたってそうだな。
みんなそれぞれ適性が違う。
多くの人ができることでも、その人にとってはすごく難しいこともある。
でもその世界では多くの人ができることだから、その人は「こんなこともできないのか」と無能のレッテルが貼られてしまう。
もしかしたら、その人には他の誰にも真似できない才能があるかもしれないのにね。
人には得意・不得意があるのだ。
だからできないことがあっても自分を責めずに、「それは不得意なことだった」と割り切ってもいいと思う。
得意なことを伸ばしていこう。
不得意なことを無理して頑張らなくていいじゃないか。
私たちの時代の教育では「それはいけないことだ」と言われてきたが、ここまで生きてみたら「そんなことないんじゃない?」と言い返せる。
生き方は人それぞれ。
学校の勉強みたいに正解なんかないんだ。
この道もあの道も、行ってみなければ正解かどうかなんてわからない。
自分の人生だ。もっとわがままになったってよくね?
いままで散々、型にはめて縛り付けられてきたんだから。
不得意なことに縛られ続ける道なら選ばなくてもいいよ。
周りをよく見てみて、道は一つだけじゃない。
得意なことを活かせる道が誰にだってきっとあるよ。
そうやって生きたい人が救われる世の中になっていけばいいなあ。
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