※2020/08の旅の記録を加筆修正しています。
2泊3日の福島旅行へ出発!
ごきげんよう。たこまんじゅう (@tako_waytofire) です。
夏真っ盛りの8月、福島県を股に掛けた2泊3日の旅行に行ってきました!
東京発の新幹線にて郡山へ、郡山からレンタカーにてドライブの旅です。
今回のルートはざっくりこんな感じ。
2泊3日で、福島の主要な観光スポットを巡れるモデルコースになっております!
福島旅行を計画されている方へ、本記事がご参考になれば幸いです(^^)
1日目:郡山エリア
初日は郡山エリアを巡ります。
「あぶくま洞」を観光して、翌日の喜多方〜会津若松エリアにアクセスしやすい宿へと移動するルートです。
あぶくま洞
郡山駅から車で約1時間ほど走ると、「あぶくま洞」に到着です!
あぶくま洞は全長約600mにもおよぶ非常に大きな鍾乳洞です。
一般コース(緑のエリア)は約40分(体感では20分ぐらいでした)で一周できる作りとなっています。
探検コース(ピンクのエリア)は少し険しいコースとして、追加料金で通れるルートとなります。こちらは新型コロナ感染防止のため、一時閉鎖となっていました。
見学料金は以下の通りです。
一般コース・大人(高校生以上) | 1,200円 |
一般コース・中人(中学生) | 800円 |
一般コース・小人(小学生) | 600円 |
探検コース | 200円 |
ちなみにWELBOXという福利厚生サービスを利用可能な方は場合は、最大200円の割引が適用できます。
さて、入口へ進むと温度計があります。
この日の洞内温度は13.2℃。鍾乳洞は年中15℃程度をキープするので、どの季節に訪れても快適な観光ができるのが良いところです。
では、鍾乳洞ツアーへと参りましょう!
鍾乳石は地下水により少しずつ溶けることで不思議な造形を生み出します。あぶくま洞では、それらから連想されるユニークな名前がつけられています。
こちらは「妖怪の塔」。画面中央のくぼみが口を開けた妖怪のように見えます。けっこう不気味ですね…
最深部は「滝根御殿」という広場になっています。
非常に開けていて、名付けられたさまざまな鍾乳石が立ち並ぶ圧巻の景色です!
長い年月を経て形成された鍾乳洞の地形は地球の神秘を感じますね。。。
そして、これだけ広域におよぶ鍾乳洞は日本でも貴重だと思います。
あぶくま洞は年中快適な温度で見学が楽しめるので、郡山エリアにお越しの際はぜひ見ていただきたい観光スポットです!
2日目:喜多方〜会津若松エリア
2日目は福島県内でも観光地としての見所が多い、喜多方〜会津若松エリアを巡ります!
エリアをぐるっと一周するようなルートです。
約200kmを一日で移動したので、少々ハードな旅程でした笑
坂内食堂
日本三大ラーメンの一角、喜多方ラーメンは食しておかねばなりません!
そして喜多方ラーメン界でもっとも有名とされているのがこの「坂内食堂」です。
福島には朝ラー文化が根付いているようです。
私も郷に行っては郷に従い、朝10時半にお店に到着したところ、すでに20人近くの行列が…
さすがの有名店です。。
待っている間にメニューを確認しておきます。
喜多方ラーメンといえば、チャーシュー盛り沢山の肉そば!私の目当てはこれです。
回転はかなり早い方で、20人待ちでもおよそ30分以内で席につけました。
肉そばが到着です!
どうですか、このインパクト…!
肉厚チャーシューが15枚ぐらい乗っています笑
チャーシューはしっかりとした濃い味で、とろける脂が至福でした。。
麺は中太ちぢれ麺で、塩味の効いた醤油ベースのスープによく合います!
透明感のあるスープですが薄味ではなく、程よく濃い目です。
妻が注文したネギラーメンはこちら。
辛味をつけたネギがたっぷり乗った逸品です。
スープに少しずつ溶かすことで味変が楽しめますし、ネギの味が良いアクセントを生み出してくれます!
大変満足なラーメンでした!!
今回は喜多方ラーメンの代表格として「坂内食堂」を訪れましたが、近辺には40店舗以上のラーメン屋さんが凌ぎを削っています。
グルメな方はラーメンハシゴでお気に入りのお店を見つけてみるのも楽しみになりますね!
さざえ堂
さて、お腹を満たしたところで続いては、車で約30分ほど南下して「さざえ堂」へ向かいます。
さざえ堂周辺の街道は白虎隊の最期の地でもあり、歴史的な建物が集まっているエリアです。今回は写真の左上周辺を散策しました。
さて、さざえ堂の正面外観はこんな感じ。
16.5mもの高さがあり、なかなか写真に収まりません。。
側面から見るとこんな感じ。
この建物の最大の特徴は、内部が二重らせん構造になっていることです。
内部はこのような木造スロープですが、普通に歩いているのに上りと下りがすれ違わないという不思議な感覚を味わえます。
この二重らせん構造はまさしく、お客さん同士がすれ違うことなくスムーズに参拝ができるように、という目的で当時の住職が考案したんだそうです。
1796年に建立したそうですが、天才的な発想と、それを実現できる高度な建築技術があったことに大変驚きました!
この建築様式は今でも世界的に珍しいとされているため、一見の価値がありますよ!
大内宿
200年以上前の見事な建築物に想いを馳せたのち、さらに車で約60分南へ向かうと、国指定重要伝統宿場「大内宿」に到着します!
一直線に伸びる道の両サイドには古き良き日本家屋が立ち並び、道と家屋の間には澄んだ冷たい川が流れています。
夏は夏らしい景色となり、冬は雪が積もり白川郷のような風景を作り出す、四季折々の様相が楽しめる日本らしい観光名所です!
また、この家屋ひとつひとつは売店や茶屋になっていて、観光地としてしっかり機能しています。
大内宿の名物グルメといえば、一本ねぎをお箸としていただく「ねぎそば」ですが、喜多方ラーメンでお腹いっぱいだったので食べられず。。。
縁側に座れるお店で、コーヒーを飲みながらくつろぎました。
都内の喧騒とは打って変わり、田舎の夏休みを思わせるゆったりとした時間が流れていました。。
大変癒されました…
今度は別の季節に訪れて、ネギそばにリベンジしたいものです。
猪苗代湖
大内宿から猪苗代湖までは車で約70分、夕陽に染まりゆく道を進んでいくと広大な海のような景色が見えてきます。
絶景です…!そしてこれが海水ではないというのが驚きですね!
道なりにしばらく進むと湖水浴場があります。
時刻は17時過ぎ、蛍の光が流れる時間帯のようです。
湖水浴を楽しむ時間はありませんでしたが、砂浜には湖を眺めているお客さんがまだまだいました。
トンボが飛んでいたので指を出していると、1匹止まりにやってきました。
指が気に入ったのか落ち着いて止まっていました。虫は苦手なんですが、こうして止まっていると可愛く見えてくるものです笑
波風が爽やかで、真夏とは思えない涼しさに包まれる良い時間でした。
3日目:いわきエリア(+五色沼)
最終日は、宿泊地からほど近くにある名所「五色沼」を観光したあと、いわきエリアを目指します。
決めくくりは福島が誇る一大レジャーホテル「スパリゾートハワイアンズ」のプールです!
この日も高速道路移動が長いので、休憩をとりながらドライブを楽しみました。
五色沼
この地域にはいくつもの湖沼群が集まっていて、それらがさまざまな色に見えるということから「五色沼」と呼ばれています。
水辺の遊歩道がハイキングコースとなっており、湖沼群を渡り歩いていくことができるのですが、2020年8月下旬現在においては工事中につき、行くことができませんでした。。
以下の写真は通行止めの手前の道です。残念でした><
遊歩道のハイキングはできませんでしたが、ボートから五色沼を楽しむことができます!
30分700円、60分1,300円、営業期間4月~11月です。
ボードからの景色がこんな感じ。
30分では回りきれないぐらい広範囲まで行くことができます。
遊歩道では行けない場所を散策することができるのが楽しいですね!
スパリゾートハワイアンズ
旅の締めくくりは、フラガール発祥の地と言われるいわき市の「スパリゾートハワイアンズ」に向かいます。
ホテル・温泉・プールなどがまとまった、日本有数の総合レジャー施設です!
ウォータースライダー3種、流れるプール、こどもエリア、離れには温泉エリアと、プール施設としては最大級の要素が揃っています。
ウォータースライダー系は別料金がかかりますが、15時以降(〜17時終了です)は乗り放題チケットを格安で購入できるのでお得です。
また、駐車場からも見える特大ウォータースライダー「ビッグ・アロハ」は、高低差・長さともに日本一を誇っています!
ウェーブコース(揺れるように下る)とスパイラルコース(ぐるぐる下る)があります。
いずれも100秒以上滑り続けるほど長いコースで、最高にエキサイティングです!
また、内部の景色も次々に変わっていき、異次元空間を駆け抜けるような感覚が味わえます!
スライダーファンの方はぜひ一度お試しください!
創業55周年の老舗店のため、ところどころに古さを感じますが、一方で増改築によるバージョンアップの跡が随所に垣間見えました。
一大レジャー施設として、いつの時代もお客さんを楽しませようとするプライドと、そのために進化し続けようとする強い意志を感じました!
福島の有名どころを巡るドライブの旅
さて、以上が2泊3日で巡る福島の名所ドライブ旅行のモデルコースでした!
山・海・湖・沼と自然を大満喫しつつ、有名グルメやプールも楽しめる仕上がりとなっています!
福島は県自体が広く、各エリアに見どころが散りばめられているため、どうしても車移動が長くなってしまいがちです。
そんな中で、今回のモデルコースはなるべく動線が綺麗に繋がるように考えているので、2泊3日でもかなりの観光スポットに立ち寄れると思います!
魅力が詰まった福島の旅、旅行を検討されている方のご参考になれば大変幸いです。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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