ごきげんよう。たこまんじゅう (@tako_waytofire) です。
完璧を求めるあまり、緊張感が身体を支配してしまい結局失敗してしまった、という経験は多くの方にあると思います…
私も緊張する場面が本当に苦手で、そんな失敗をたくさんしました。
だからこそ、自分が最もパフォーマンスが発揮できるのは「自然体」である時だなと感じます。
今回は、気負いがちな自分自身を楽にするために、思い至った人生観を述べてみます。
緊張することが苦手な方に共感いただけたら嬉しいです。
思い出したくない失敗談
大学院生時代、初の大型学会発表に向けて準備を進めていました。
厳しいレビューを重ねていく中、必ず成功させたい!という思いが強くなっていきます。
ここで私は、完璧にやり遂げなければと、発表原稿にガチガチのカンペを作りあげてしまいました。
これが運の尽き。
「自分がやったことを発表する」という趣旨から「覚えた台詞を発する」ことにすり替わってしまいました。
しかも台詞を間違えずに口にしようとするあまり、緊張で頭が真っ白に…
結局、作ったカンペを読み上げるような形となり、感情なく伝わらない発表になってしまいました。。
脳みそが封印したいのか、あとの記憶は曖昧ですが、質疑応答もロクに出来ない惨憺たる結果となったことだけは覚えています。
力みすぎるとロクなことにならない
「喋ること」が苦手だからうまくいかないのでしょうか?
そうではないと思います。
普段の会話など、緊張していない自然体な場面を想像すると、そつなくできていることが思い出されるはずです。
発表も雑談も、誰かに対して喋っているという根本的な行為は変わりません。
つまり喋ることさえできるなら、発表ができないはずはありません。
失敗したら恥ずかしい、完璧にやらないと、そんな風に考えすぎてしまうほど、身体は緊張に支配されて思うように動かなくなるのでしょう。
問題は喋れないことではなく、そういう特別の状況における気持ちのコントロールだと思います。
発表することを題材にしましたが、何だってそうです。
自然体でできることは、実現可能なスキルとして自分に備わっているものです。
あとはそのパフォーマンスを発揮するために、自分を落ち着かせる方法さえあれば大丈夫だと思います。
緊張が苦手な人ほど、力みすぎないための気の持ち方が大切です。。
私はこう考えて気持ちを落ち着かせる
大抵のことは失敗したって死にはしません。
死なないならいいじゃないですか。
まずはこのぐらい大味に構えてみます。
そして、思っている以上に相手は自分に対して興味を持っていないものだと考えます。
例えば、とある発表をして失敗したとしても、聴き手の方は翌日あるいは数週間も経てばさっぱり忘れてくれているものです。
自分が聴き手側だと想像してもきっとそうではないでしょうか。相手の失敗なんて長く覚えていても仕方ありませんからね。
失敗した側の本人は、得てして恥ずかしい気持ちを引きずってしまいがちですが、相手側からすればそんなの忘れているということがほとんどだと思います。
良くも悪くも、大抵のことは相手の心に残らないものだと思っていれば、ひとり悶々としている時間は無駄だなぁと感じられるかもしれません。
だからこそ、心がけたい気の持ち方
ミスしても死なないし、相手は自分に興味がないんだから、どうせ忘れてくれる。
そう考えると、カッコつけたり、完璧にやろうと気負うことは、自分をよく見せたいだけの自己満足とも言えます。
よく見せたい気持ちがプラスに作用するなら是非やるべきですが、プレッシャーとなり緊張で身体がすくむぐらいなら、やらないべきです。
私は自然体でこそパフォーマンスが発揮できる後者の人間です。
だから緊張する場面にこそ、等身大を、自然体を、意識しています。
改まった場面であっても、ある程度の砕けた雰囲気をまといます笑
カッコつけてデキる人っぽい感じを出すことなく、自分らしくいることを貫きます!
そうやって作らない自分でいることが、自然体な状態すなわちパフォーマンスが出せる状態を生み出してくれます。
人目を気にしすぎず、不要なプライドは持たず、常に等身大の考えを発信することを意識することが、私にとって心地よい処世術です。
自分なりのやり方で苦手と向き合う
私は緊張することに対して、非常に苦手意識があります。
だからこそ、自分なりの向き合い方を考えて、至った結論を今回述べました。
相手によく見られたいと思いすぎると、実力以上を求められている気がして、プレッシャーが緊張を生み出してしまうのだと思います。
こういう気持ちがプラスに作用しないのが、私の性格です。
そんな私にとっては、カッコ悪くても、不器用でも、気負わず等身大でいる方が成果を得やすいのです。
星の数だけの気の持ち方はあると思いますが、これが私のやり方です。
ご参考および、緊張が苦手な同士に勇気をもたらすことができれば幸いです。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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