FIREへのポートフォリオ – 通信株に明るい未来を願いつつ積み上げる高配当株投資【2020年9月度】

投資実績 株式投資

ごきげんよう。たこまんじゅう (@tako_waytofire) です。

2020年9月度が締まり、上期は幕引きです。

皆様、お疲れ様でした!

というわけで今月も投資実績を振り返ります。

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9月度のトピック:通信株、乱世の時代に突入か・・!?

投資総額は3,813,933円となりました!

前月度からの追加投資額は+786,470円です。

さて、9月度における個人的ビッグトピックは「通信株大暴落」です。

安倍総理が退陣後、菅氏が新総理に就任しました。

菅総理の目玉政策のひとつが「三大通信キャリアへの携帯料金の4割削減」です。

これを受けて、今まで安定神話を築いていた通信株はひと月をかけて下落の一途をたどる形となりました。

特に下落幅が大きかったKDDIのチャートは以下の通り。

コロナショック一番底と呼ばれる3月の下落並み、いやそれより下がって完全に二番底状態です。

KDDI 過去1年のチャート(出典:SBI証券より)

そこに追い打ちをかけるが如く、9/29に「NTTドコモの上場廃止」のニュースです・・・

通信業界が今後どうなるのか、不安材料いっぱいで下落相場はしばらく続きような予感です(T T)

通信株はいままさに乱世の時代に入ったかに思われます。。。

ただし一方で、目先の不安材料が原因で下落しているではないかなという気もします。

今回の主な下落要因は「料金引き下げ要請」ですが、過去ものらりくらりとかわして結局安定神話を築いてきたわけですから、今回もやり過ごすかもしれません(消費者としては安くしてよ!って話ですがw)

だとすれば、今の下げ相場は絶好の仕込み時だったりして!という考えも持てます。

未来は誰にもわかりませんが、

  • 通信株は類を見ない下落の最中にある
  • 通信事業が衰退したわけではない(時間をかければ戻る可能性大)

この2つは事実です。

よって「今が買い時」という頭に寄せながらも、ある程度は様子も見るスタンスでいたいと思います。

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投資状況/ポートフォリオ公開

米国株

銘柄保有株数年間配当予想平均取得単価配当利回り※投資額
SPYD227¥41,677$29.925.68%¥733,543
HDV35¥16,178$77.975.49%¥294,715
VYM3¥1,186$85.854.26%¥27,816
ARCC49¥8,467$14.5610.99%¥77,050
※配当利回りは平均取得単価より算出

米国株におけるトピックは【VYM】への投資です。

実は以前より1株だけ保有していて、持っておくかどうか悩んでいたのですが投じていく方向で決めました。

【VYM】は、【SPYD】や【HDV】と比較すると配当利回りが控えめな高配当ETFですが、構成銘柄400以上という絶大な分散性が魅力的です。

現在、私のポートフォリオは目先の配当利回りに寄り、ハイリスク・ハイリターンになりすぎているきらいがあります。

そこでVYMのような堅実な高配当ETFによって全体の調整を図りたいと考えました。

ADR

銘柄保有株数年間配当予想平均取得単価配当利回り※投資額
ENB47¥12,588$30.728.07%¥155,926
UL2¥490$47.534.78%¥10,265
DEO1¥386$106.793.34%¥11,533
BTI50¥14,310$36.827.20%¥198,804
BP59¥8,029$24.085.23%¥153,442
RDSB63¥8,709$33.883.78%¥230,533
WBK29¥3,758$13.368.98%¥41,832
※配当利回りは平均取得単価より算出

ADRについては相変わらずのスタンスを貫いています。

【BP】【RDSB】は安値が続いているため、含み損を中和するため少しずつナンピンしています。

石油需要もいずれは回復するはずだと信じているので…

【ENB】は財務健全かつ増配に余念がない企業なので、イチ押しで積み上げたい銘柄です。

日本株

銘柄保有株数年間配当予想平均取得単価配当利回り※投資額
KDDI136¥16,320¥2,9904.01%¥406,640
沖縄セルラー電話11¥1,694¥3,9883.86%¥43,868
NTTドコモ55¥6,875¥2,9264.27%¥160,930
日本電信電話(NTT)46¥4,600¥2,3744.21%¥109,204
プロシップ11¥385¥1,0773.25%¥11,847
日本たばこ産業(JT)121¥18,634¥2,0097.67%¥243,089
九州電力3¥105¥7114.92%¥2,133
武田製薬1¥180¥3,0755.85%¥3,075
蔵王産業24¥1,464¥1,3994.36%¥33,576
三菱UFJFG77¥1,925¥4265.87%¥32,802
三井住友FG5¥950¥2,9576.43%¥14,785
三菱UFJリース30¥750¥4985.02%¥14,940
オリックス94¥7,144¥1,2436.11%¥116,842
第一生命HD5¥310¥1,2355.02%¥6,175
インテージHD15¥360¥7453.22%¥11,175
インターワークス121¥3,630¥3827.85%¥46,222
CDS29¥1,595¥1,1424.82%¥33,118
ユー・エス・エス3¥167¥1,4903.72%¥4,470
アサンテ94¥5,640¥1,4214.22%¥133,574
ディア・ライフ82¥1,476¥4713.82%¥38,622
センチュリー2133¥1,320¥1,1713.42%¥38,643
住友商事10¥700¥1,4604.79%¥14,600
三菱商事54¥7,236¥2,3375.73%¥126,198
キヤノン30¥2,400¥2,1813.67%¥65,430
アマダHD10¥300¥9333.22%¥9,330
旭化成11¥374¥6964.89%¥7,656
※配当利回りは平均取得単価より算出

冒頭で述べたとおり、通信キャリア沈ッ没ッ!!と言わんばかりに通信株が総崩れしたひと月でした。

逆張りを狙う高配当投資家としてはまさに僥倖、今月の投資額の過半数は通信株に回った形です。

【KDDI】はついに単元株以上達成です。

下落始まりに大きく買ってしまったため含み損は大きいですが、いずれ戻ると信じてナンピン中です。

【沖縄セルラー電話】も以前から狙っていた通信株で、ようやく買いたい水準に入りました。

乱世にあっても唯一沈没していないのではないでしょうか、比較的大きく下がる様子がありません。

地味な動きながら安定感を見せるこのような銘柄こそ、安心して長期保有ができるというものです。

J-REIT

銘柄保有株数年間配当予想平均取得単価配当利回り※
NEXT FUNDS J-REIT10¥699¥1,7943.90%
ダイワ東証REIT指数10¥695¥1,7254.03%
ONE ETF 東証REIT10¥600¥1,6953.54%
日本再生可能エネルギーインフラ投資法人1¥6,400¥97,3996.57%
※配当利回りは平均取得単価より算出

今月度は取引なしです。

J-REIT系の相場は堅調に少しずつ上昇しており、個人的には少し買いづらくなっています。

大きく下がるきっかけがあるまでは様子見しておく予定です。

FIRE達成状況

年間配当金(予想)は、210,707円となりました。

目標値となるFIREまでの進捗率は、8.78%です。

配当金の積み上げは進捗状況が数値によって明確になるので、モチベーションを保ちやすいですね!

FIREおよびその中間にあるサイドFIREについて、私なりの目標設定を述べたのが以下の記事です。

人生観の一事例として、ご興味があればぜひご覧ください。

「心地よい投資」を求めて、悩みながら進み続ける

9月度は通信株への逆張り投資が大きな割合を占めました。

結果的に、ポートフォリオに占める日本株の割合が高まる形となりました。

コロナ禍で世界全体の経済が思わしくない中、日本経済は比較的悪くない状態ではあります。

ですがそれ以上に、米国の強さに期待したい気持ちもあるため米国比率を高めていきたいと考えています。

そのため次月以降は、【SPYD】【HDV】【VYM】によりポジションを割いた投資を意識してみようと思います(良きタイミングがあればの前提ですが)。

腹落ちのする「心地よい投資」はまだまだ試行錯誤のさなかですが、まずは思うように進め、自分で考え、時には間違えながら経験を積み重ねていこうと思います。

今回は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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