ごきげんよう。たこまんじゅう (@tako_waytofire) です。
最近の市場動向について、インカムゲインを追求する高配当株投資家としての考えを述べる独り言です。
高値更新を続ける株式市場に対する思い
ニュース記事やメディアでも株価についての話題を見かけることが多くなってきた昨今。
「株式投資は今こそやるべき!」「今買えば儲かる!」なんて煽りが目立つようになってきたと実感します。
ですがそんな時だからこそ、周りに流されず冷静に判断していきたいと個人的には思っています。
急激な高騰相場には応分の調整相場もあり得ると肝に銘じています。
周りが楽観しきったところでドボン、というのが先人によって何度も言われている典型的なパターンで、自分自身も経験しているからです。
楽観相場において自分がやること
どんな相場であろうとも、自分が決めた投資基準にもとづいて、しかるべき銘柄に投じていく。
これを常に軸として高配当株投資を進めています。
今までも同じようなことを何度も述べていますが、根本的な考え方は変わりません。
それでも楽観相場が続くと「乗り遅れる前に買わなきゃ…」という気持ちにもなりますが、それは感情的な罠です。
こんな時こそ一旦立ち止まり、
- キャッシュポジションを保つ意義を考える
- 次の暴落で買いたい銘柄に当たりをつける
などして、落ち着いて冷静になるように心がけています。
株式相場は山が来れば、必ず谷が来ます。
来たる谷のタイミングで大きく買えるように、キャッシュポジションの確保を意識します。
また買い時が訪れたとしても、それはそれでアレコレ買いたくなって逆に冷静さを失うかもしれません。
ですから、次の買い時ではどの銘柄にどれだけ投入するか、限りある入金力の使い方をある程度検討しておく時間にしたいと思っています。
一方で、全く投資しないのが正解か?と言えばそうでもないと思います。
あくまでキャッシュポジションを確保するように立ち回るとしても、買えそうな銘柄があるならそれは買います。
相場全体が高騰中でも、中には出遅れていたり下落している銘柄があるでしょう。特にそれが長期保有したい銘柄なら買い時と判断することもあります。
市場動向は欠かさずチェックし、買ってもいいと思える銘柄を丁寧に拾っていく。
これはどんな相場の時でもやってることなので、結局いつもと変わらないということですね。笑
FIREが目的であることを忘れずに、やるべき投資を続ける
相変わらず楽観的な相場傾向にある2021年2月現在です。
今の相場は早すぎるペースで高騰しているように個人的には感じています。そして、そういう時こそ大きな反動調整が来るかもしれないと念頭において行動することを心がけています。
「今買えば儲けられるぞ!」と楽観視した個人投資家が増えるほど、資産家や機関投資家などの大金を動かせる人たちが一気に利確して暴落する、なんてシナリオが想定されるわけです。
世間の風潮が「今が買い時」とイケイケどんどんに煽りだしたときこそ、堪えどきだと考えています。
そもそも高配当株投資の基本は、業績や財務が堅調な銘柄を長期保有して安定的に配当金をもらうことです。
むしろ下落相場で株が割安になった時に買い込んで手放さないという投資法です。
株価が高まる流れに乗って買うのは、売却益を求めるキャピタルゲイン派がやることで、インカムゲイン派がまねるところではないはず。
なのでこうした楽観相場ではなるべく静観しつつ、来たるべき買い時に備えるのが目的に沿ったやり方だと思っています。
最近は感情的な誘惑に流されそうになるニュースが多いので、そんな時だからこそ自分を律した投資を継続したいところです。
と、気持ちを整理することで自分に言い聞かせるのでした。笑
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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