序論:「何を目的に」投資をしているか?
ごきげんよう。たこまんじゅう (@tako_waytofire) です。
「生活費<不労所得」を満たす状態は「経済的自由」と言います。
そして「経済的自由」に至り、労働から早期リタイアすることを【FIRE】と呼びます。
私はこの言葉を初めて耳にしたときから、FIREを目指して人生を進めていきたいと思い始め、行動を開始しました。
FIREに至る手段や計画については、以下の記事カテゴリにて全5回で述べています。
結論、私は株式銘柄からの「配当金」を主な不労所得にすることでFIREを目指すことにしました。
つまり、私の目的はFIREすることであり、その手段として高配当株投資をしています。
投資を続けるコツは「目的を見失わないこと」
結論から申し上げます。
投資を何かの手段としている場合、「目的を見失わないこと」が投資を続ける軸になり得ます。
※投資自体が趣味であれば、心赴くままに進めることも一つの正解かと思います。
株式投資を続けていると、心が動くさまざまな局面を経験します。
「あの時買っておけば」とか「今買うべきじゃなかった」とか、日々の結果に一喜一憂したり、
安く買えた株が高くなったとしたら、「買い増したいけど、割高そうで買えない…」という気持ちにもなります。
このように日々の株価によって気持ちが目まぐるしく変わることがあります。。
なぜそうなるのでしょうか?
手段として始めた投資が目的を見失っているからかもしれません。
つまり、安く買いたいことが目的化してしまっているのかもしれません。
大願のために投資を手段としたならば、それを成就するための投資でありたいですね。
これは偉そうな説教をしたいではなく、
自分自身が見失ってしまうからこその自問自答の記録であり、自分にとってあるべき投資のやり方を改めて振り返るためのお話です。
そして、同じく悩まれている方が、再び心地よく投資を続けられるきっかけになれば、この上ない幸いです。
目的を忘れず、自分にとって「あるべき投資のやり方」を考える
急上昇する株式市場を目の当たりにして、こうした際における投資方針を述べました。
この考え方をもとに、FIRE達成に向けて「あるべき投資のやり方」を改めて検討してみます。
投資タイミング
私は、ある程度株価を見ながらタイミングで投資をしています。
相場と対峙することで得られる学びが多いと感じているので、勉強も含めてこのやり方が自分に合っているからです。
対して、ドルコスト平均法にて一定タイミング・一定金額で投資する手法もあります。
こちらは感情が入らない冷静な積立が出来ます。
株価は心を感情的にしてしまうので、このやり方で淡々と進めるのも良案と言えます。
一度に買う大きさ
米国株も、日本株も、日々小さく購入することを基本としています。
米国株は「楽天証券」を利用しています。
楽天証券における手数料ルールは以下の記事にて調査しましたが、小さく買い続けることで特別損をすることはないようなので問題ないと判断しています。
日本株は、「SBIネオモバイル証券(以下、ネオモバ)」を利用しています。
ネオモバは月50万以下の取引であれば、実質手数料20円で取引し放題になりますし、1株から購入できるため、私のスタンスに適しています。
買い増しする基準
これが重要です。
配当金でFIREすることを目的としているので、
大前提となる買い増し基準は「配当利回り」です。
私が運用しているポートフォリオは分散投資の都合上、すべてが超高配当というわけではありません。
時期によって流動的になりますが、ざっくり区分けすると、以下のようなタイプの銘柄を保有しています。
超高配当銘柄 | 税引前利回り5%以上をキープする傾向 |
高配当銘柄 | 税引前利回り4~5%あたりにある傾向 |
微高配当銘柄 | 税引前利回り4%以下になる傾向 |
便宜上このように区分を分けておきます。
そのうえで各銘柄区分の購入基準を原則以下ように決めます。
基準① | 超高配当銘柄 | 税引後利回り4%以上なら購入 (できるだけこれを優先) |
基準② | 高配当銘柄 | 税引前利回り4.1%以上なら購入 |
基準③ | 微高配当銘柄 | 税引前利回り3.9%以上なら購入 |
願わくば税引後利回り4%以上で運用したいと考えています。
反面、十分に分散を図りポートフォリオを安全に保ちたくもあります。
そのせめぎあいで、多少配当金が劣っても高財務・良業績な銘柄を含めたポートフォリオにしているため、一意の基準にするのは難しくこのように設定しました。
若干の曖昧さはあるものの、基本はこれに従って投資を進めていきたいと思います。
手段を目的化しないように心がけ、投資との適切な距離感を保つ
長く続けていくほど、「目的のための手段」だったはずの投資が、いつの間にか目的化してしまいがちです。
そうなると「一円でも安く株を買いたい!」や「高くなったから買えない!」という気持ちが強くなってしまいます。
こうなった時に思い出したいのは「何のために投資をはじめたのか?」という自問自答です。
私の場合は「FIREのために」ということになります。
その手段となる高配当投資は、できるだけ税引後利回り4%以上を目指して運用したいと思っています。
そのための基準を改めて検討しました。
こうすることで自分が買い増していいタイミングが明確化し、漠然とした「買いにくい」などの感情がなくなります。
投資があくまで目的達成のための手段ならば、適切な距離感を心がけてドツボにはまらない運用スタイルを確立することが肝要と考えます。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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