ごきげんよう。たこまんじゅう (@tako_waytofire) です。
投資の方向性は、売買で儲ける(キャピタルゲイン)か保有して儲ける(インカムゲイン)かの2択に分けられます。
- キャピタルゲイン(資産売買益)
- インカムゲイン(資産保有益)
これについては、こちらの記事で詳しく解説しました。
さて、キャピタルゲインとインカムゲインは「あっちが立てば、こっちが立たず」。
性質上、両方を狙うのは基本的に難しいものです。
うーん。それでも、両取りできる投資先って全くないのかな〜?
両取り可能な投資先はあります。
個人的には米国高配当ETFが初心者にもおすすめですよ!
米国高配当ETFはインカムゲインベースでキャピタルゲインも狙える非常に優れた投資先です。
普通の株式投資とまったく同じ要領なので、特別難しいこともなく、初心者にもおすすめできます。
今回は、キャピタル・インカム両立に着目した米国高配当ETFの魅力を解説します!
米国高配当ETFの魅力
ETF(上場投資信託/ファンド)とは、複数の銘柄を1つに集めてパック売りにしたような金融商品です。
ETFに1口(1株)投資すれば、複数の銘柄に分散投資したのと同じことになります。
分散によって株価変動が均されるので、単純に個別株に投資するよりも負けにくい投資ができます。
ETF・ファンド・投資信託という言葉にあまり馴染みがないよという方は、こちらの解説記事を併せてご覧ください。
話を戻しますが、米国高配当ETFとは要するに、アメリカの高配当株を1つに集めた株式のパック商品というイメージです。
なぜ米国なのか?という点を補足しますが、米国株式市場は世界最大の株式市場。
米国のダウ平均株価の10年チャートを見ても、その成長性の高さが見て取れます。
★2020年3月の大暴落「コロナショック」も乗り越えて、最高値更新中!
つまり、米国株式という時点である程度キャピタルゲインが高まりやすい傾向にあり、高配当株であってもそれは同様です。
また、米国高配当ETFには御三家とも呼ばれる信頼性の高い3つの銘柄があります。
それが、この3つです。
- VYM
- HDV
- SPYD
本ブログではSPYDについて取り上げたことがありますが、SPYDは御三家の中で最も高配当をウリにしていて、インカムゲインを高めるのに非常に適した銘柄です。
ウリであるインカムゲインは、高配当と呼べる利回り水準3%を大きく超えて約4.8%もあります。(2021年4月時点)
キャピタルゲインも暴落以前は堅調な増加傾向であり、暴落してもしっかりと回復できる実績を残しています。
他の御三家にも共通しますが、しっかりと配当金(インカム)を出しつつ、暴落があっても力強く巻き返せる(キャピタル)のが、米国高配当ETFの魅力です!
今後も米国市場が大きな力を持ち続ける限り、米国高配当ETFはキャピタルとインカムの両方を狙える強い投資先であり続けるでしょう。
米国高配当ETFでポートフォリオを強化しよう
キャピタルゲインとインカムゲインは基本的にトレードオフなので、両立できる投資先は少ないです。
そんな中、米国市場の勢いに乗りつつ高配当にも期待できる米国高配当ETFは、両立を叶える優秀な投資先です!
しかもETFは、投資において重要な分散性が担保されます。
米国市場に天下がある限り、米国高配当ETFは非常に安定的なので、初心者にもおすすめできるのです。
投資対象に加えれば、ポートフォリオの強靭化に大きく貢献してくれるでしょう。
ちなみに私のポートフォリオの米国枠のほとんどは米国高配当ETFで占めています。
こちらのグラフは月次レポートにも上げているので、ポートフォリオの中身を見てみたい方は以下の記事一覧をご覧ください。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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