セミリタイア(FIRE)するための高配当株投資のやり方が知りたいです。
初心者にもわかりやすく教えてください!
こういった質問にお答えします。
- 銘柄の選び方(3つの基準)
- 目標の立て方
- 分散投資が大事
- 長期投資でやり続けよう
- 参考:おすすめ証券口座
本ブログでは、セミリタイア(FIRE)の始め方を体系的に解説しています。
今回は初心者でもパッとわかる高配当株投資のポイントをまとめました。
この記事で不労所得(配当金)を作るコツがわかるようになります。
銘柄の選び方(3つの基準)
高配当株の選び方の基準をまとめました。
- 配当利回りが高い
- 増配傾向である
- 長期保有できる
くわしくみていきましょう。
配当利回りが高い
配当利回り(1株あたり配当金÷株価)が高い銘柄を「高配当株」と呼びます。
高配当株投資をするなら、配当利回り4%以上の銘柄を狙うのがちょうどいい目安となります。
ただし、選ぶ銘柄すべてが配当利回り4%以上でなくても構いません。
ポートフォリオ(銘柄構成)全体で配当利回り4%以上になるように、投資対象を選ぶのが良いでしょう。
増配傾向である
配当金は、会社の業績や配当政策の方針によってどのくらい支給されるかが決まります。
高配当株投資をするうえでは、配当金が年々上がっていくこと(増配)が望ましいです。
たとえば、アサンテ(6073)は着々と配当金が上がっていく増配傾向の銘柄です。
こういう銘柄が高配当株投資に最適ですが、そんなに都合よく見つからないのもまた事実…。
なので最低限、減配(配当金が下がること)や無配(配当金がなくなること)が頻発しない銘柄を選ぶのがベターです。
高配当株投資におすすめの銘柄については以下のリンクにまとめています。
長期保有できる
高配当株投資は、高配当株から配当金をもらい続ける投資法です。
つまり、買った株は基本的には売らず長期的に保有します。
安心して長期保有するために、これだけは押さえておきたいポイントが3つあります。
- 稼ぐ力がある(稼げるビジネスを持っている)
- 経営力がある(お金を上手に使っている)
- 倒産リスクが低い
少なくとも、これらがしっかりしている銘柄を選びましょう。
また、これらは経営指標を用いて定量的に測ることができます。
- 稼ぐ力がある →【営業利益率】
- 経営力がある →【ROE】
- 倒産リスクが低い →【自己資本比率】
初心者でも簡単にチェックできる方法をまとめたので、以下の記事をご参考にしてみてください。
目標の立て方
FIREするためには、生活費を上回る不労所得(配当金)が必要です。
高配当株投資でFIREを目指すなら、KPIはこのようになります。
月〇円以上の配当金収入を作る
必要な生活費を〇に入れれば、それが目指すべき目標になります。
あるいは完全にFIREしなくても、生活費の半分ぐらいが不労所得でまかなえたらOKという目標の立て方もあります。
これはサイドFIREと呼ばれています。
分散投資が大事
投資全般において「1つに固執せず分散投資する」ことは非常に大事です。
国・資産・セクター(業界)など、投資対象はなるべく散らしてポートフォリオを組むのが定石です。
たとえば、上記は配当利回りが比較的高い資産です。それぞれにこんな特徴があります。
資産 | 特徴 |
株式 | 高配当の目安は利回り3~4%以上。配当金の変動リスクが比較的大きい。 |
債券 | 利回りは1~2%程度。低配当だが、安定的で変動リスクが少ない。 |
REIT | 高配当の目安は利回り4~6%以上。株式並みの変動リスクがあり、不動産市場に影響を受ける。 |
高配当株投資とは若干逸れますが、株式投資におけるポートフォリオの組み方の基礎を知りたい方はこちらが参考になります。
長期投資でやり続けよう
高配当株投資は、時間をかけて投資するほど元本割れリスクがなくなる特徴があります。
理論上、米国株に15年投資し続けると元本割れリスクがなくなるとされています。
これは株式の成長性の高さに由来します。
株式は、米国200年において価値が約60万倍まで成長したという研究結果があります。
株式の長期的な成長性と高配当株投資の長期保有するスタンスは、資産価値を高めていく意味でも非常に相性がいいのです。
参考:おすすめのネット証券
株式投資を始めるには証券口座が必要になります。
これから始めるなら、ネット証券を使うのがおすすめです。
- 取引手数料が安い
- 取扱銘柄多い
- ネットでの取引がやりやすい
取引手数料が安いのが大きなポイントです。
特に、「SBI証券」と「楽天証券」は手数料が非常に安くて使い勝手が良いでしょう。
口座開設は無料なので、ひとまず持っておくだけでも損はありません。
まとめ
セミリタイア(FIRE)するための高配当株投資のポイントについて解説しました。
- 銘柄の選び方(3つの基準)
- 目標の立て方
- 分散投資が大事
- 長期投資でやり続けよう
- 参考:おすすめ証券口座
ここまでくれば、あとは行動に移すだけです!
次回、実際に高配当株ポートフォリオを組んでみます。
今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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