【配当金生活】インフラファンドで高利回りの分配金を隔月ペースでもらう方法【銘柄比較】

FIREを目指す 株式投資

ごきげんよう。たこまんじゅう (@tako_waytofire) です。

株式投資をやっていて、こんなこと考えたことはありませんか?

株式の配当金支給って偏ってるんだよな〜。

イイカンジに毎月お金もらえるようにならないかなあ。。

たしかに株式の配当金は、3月・6月・9月・12月など四半期末月の時期に偏りがちです。

モノによっては毎月配当銘柄もありますが、欲しい利回り水準じゃなかったり、そもそも投資すべきものじゃなかったりすることが多いです。。

たこまんじゅう
たこまんじゅう

配当金好きなあなたにはインフラファンドがおすすめ!

配当金分配金)の利回りが高く株式と異なる支給月の銘柄もあります。

株式と組み合わせれば、配当金がもらえる月を増やすことができますよ!

というわけで今回は、インフラファンドを取り入れて配当金生活を目指そう!というお話です。

この記事でわかることはこちら!

  • インフラファンドの価値
  • 銘柄選びのポイント
  • 配当金生活を考慮したおすすめ銘柄

インフラファンドの魅力についても触れていきますので、興味を持っていただけたら投資対象に加えてみてはいかがでしょうか?

それでは、内容に入っていきましょう~!

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インフラファンドの価値(FIREを目指す高配当株投資にも貢献!)

インフラファンドについての基本的なお話は以下の記事にわかりやすく述べました。

インフラファンドは、太陽光発電をメインとした再生可能エネルギーに投資するファンド(投資信託)です。

「固定価格買取制度」により、発電した電力は20年間一定価格で売れることが約束されているため、安定した収益に期待ができます。

また、収益の9割以上を分配金(=配当金)として支給することで法人税を非課税にするため、基本的に高配当が維持されています。

株式市場とも不動産市場とも異なる資産価値を持つため、資産のリスク分散の観点からもポートフォリオに加えて損はない投資資産です。

たとえば、FIRE(Financial Independence, Retire Early)を目指して、長期的に配当金(不労所得)を積み上げたい場合、非常に優秀な投資候補となります!

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銘柄選びのポイント

インフラファンドは2020年現在では、以下7銘柄が上場しています。

証券コード9281928292839284928592869287
ファンド名タカラレーベン・インフラ投資法人いちごグリーンインフラ投資法人日本再生可能エネルギーインフラ投資法人カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人東京インフラ・エネルギー投資法人エネクス・インフラ投資法人ジャパン・インフラファンド投資法人
スポンサータカラレーベンいちごグループリニューアブル・ジャパンカナディアン・ソーラーアドバンテック伊藤忠エネクス丸紅・みずほ銀行
上場日2016/6/22016/12/12017/3/292017/10/302018/9/272019/2/132020/2/20
分配月5月/11月6月1月/7月6月/12月6月/12月11月5月/11月
分配利回り5.89%6.32%6.00%5.42%6.57%5.74%5.72%
利益超過分配金の割合10%57%38%19%38%61%33%
物件数3215462111615
パネル出力【kW】106,68929,43088,691119,74645,99640,30030,400
2020/11/26時点の数値

銘柄を選ぶ際に、初心者にも調べやすいポイントは以下4つ。

  1. 分配利回り/分配金の内訳
  2. 分配月
  3. 生産力(物件数/パネル出力)
  4. 物件の地域分散

まずは、これらを基準としてチェックしてみるのが良いです。

それぞれについてみていきましょう!

分配金利回り/分配金の内訳

インフラファンドに期待する大きなポイントは、高い分配金利回りです。

インフラファンドは分配利回りの水準はおよそ5%以上と、高配当株と比較してもかなり高いレベルです。

また、分配金の内訳(中身)については注目したいところです。

インフラファンドにおける分配金の内訳(中身)

分配金利益超過分配を含まない分配金利益超過分配金

このような形となってます。

言葉がややこしいので、補足しましょう。

利益超過分配を含まない分配金とは、売り上げた利益から分配したお金。

利益超過分配金とは、投資家から集めたお金の払い戻し分を意味しています。

投資家から集めたお金は新たな物件投資への蓄えとなりますが、それを払い戻すということは物件投資に回すお金(内部留保)がないということにもなります。

つまり、

利益超過分配金の割合が低い=発電による利益から分配金を出している&内部留保が確保されている

という見方ができます。

よって、利益超過分配金の割合が高すぎる銘柄は、財務面がジリ貧かもしれないと懸念を予測することができます。

分配月

配当金生活を実現するためには、投資銘柄の配当金(分配金)支給月がなるべく異なる方が良いですね。

インフラファンドの分配金支給月がなるべくバラけるように投資すると、

  • 1月/7月
  • 5月/11月
  • 6月/12月

に、分配金がもらえる形を作ることができます。

これでおおよそ隔月ペースで分配金が支給されるキャッシュフローの出来上がりです。

株式の配当金は四半期末月(3月/6月/9月/12月)に支給されやすいですから、組み合わせることで多くの月でお金がもらえるようになります!

生産力(物件数/パネル出力)

インフラファンドの収益源は太陽光発電なので、どのくらい電気を生産できるのかは気にしておきたいポイントのひとつです。

わかりやすい目安としては、そのファンドの管理下にある発電所数を表す物件数と、各発電所が生み出す発電量を表すパネル出力によって、発電規模をある程度測れます。

決算報告等を見れば、より詳細な分析が可能ですが、ひとまずはこの2つを把握するのがわかりやすいです。

物件の地域分散

太陽光発電では地震や天候被害のリスクが天敵です。

このインフラファンドへの投資は、基本的に配当金をずっともらい続けることを目的とするので、安心して長期保有するためには物件の地域分散性が重要なファクターです。

以下のグラフは、各銘柄ごとに保有している物件の地域分散を示しています。

各銘柄の物件地域比率

こちらをご参考に、多くの地域に分散している銘柄災害が少ないエリアの物件を持っている銘柄といった観点で、投資対象を絞り込んでみるのも良いでしょう。

配当金生活を考慮したおすすめ銘柄

さて、銘柄選びにおいて見ておきたい判断ポイント4つを解説しました。各ポイントを再掲します。

  1. 分配利回り/分配金の内訳
  2. 分配月
  3. 生産力(物件数/パネル出力)
  4. 物件の地域分散

配当金生活することを重視して分配金支給月がバラけるようにする前提で、分配利回り・生産力・地域分散性が高い組み合わせを考えてみました。

  • タカラレーベン・インフラ投資法人
  • 日本再生可能エネルギーインフラ投資法人
  • カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人

個人的には、この布陣がおすすめの組み合わせです。

これらは比較的、利益超過分配金(調達資金の払い戻し)の割合が低くて内部留保に余裕があり、継続的な分配金支給にも期待が持てる銘柄たちです。

※上記3銘柄を強調して、今一度インフラファンドの基本情報を再掲します。

証券コード9281928292839284928592869287
ファンド名タカラレーベン・インフラ投資法人いちごグリーンインフラ投資法人日本再生可能エネルギーインフラ投資法人カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人東京インフラ・エネルギー投資法人エネクス・インフラ投資法人ジャパン・インフラファンド投資法人
スポンサータカラレーベンいちごグループリニューアブル・ジャパンカナディアン・ソーラーアドバンテック伊藤忠エネクス丸紅・みずほ銀行
上場日2016/6/22016/12/12017/3/292017/10/302018/9/272019/2/132020/2/20
分配月5月/11月6月1月/7月6月/12月6月/12月11月5月/11月
分配利回り5.89%6.32%6.00%5.42%6.57%5.74%5.72%
利益超過分配金の割合10%57%38%19%38%61%33%
物件数3215462111615
パネル出力【kW】106,68929,43088,691119,74645,99640,30030,400
(再掲)2020/11/26時点の数値

まとめ:インフラファンドは配当金生活を目指すうえで魅力的な投資先

インフラファンドは分配利回りが高く、比較的安定した分配金支給に期待できる投資先です。

今回は配当金生活を実現するのに、おすすめな銘柄の組み合わせをこのように考えました。

  • タカラレーベン・インフラ投資法人
  • 日本再生可能エネルギーインフラ投資法人
  • カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人

これらに投資すれば、以下のようにおおよそ隔月ペースで分配金をもらうことができます。

  • 1月/7月
  • 5月/11月
  • 6月/12月

株式の配当金支給月(3月/6月/9月/12月が多い)と組み合わせれば、かなり多くの月でお金がもらえるようになりますよ!

インフラファンドについて、これまで投資をしたことがなかった方は、これを機にひとつ検討されてみてはいかがでしょうか。

皆様の投資ライフに、新しい気づきが少しでもあれば幸いです。

今回は以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました!

参考:J-REITで毎月配当金(分配金)を得る方法

せっかくインフラファンドを加えるなら、同じような仕組みで高利回りの分配金が手に入るJ-REIT(不動産投資信託)への投資もおすすめです。

個別銘柄に投資する場合は、上記で網羅できていない分配金支給月を持つ銘柄をJ-REITから探してみるのもいいでしょう。

また、J-REIT ETFなら3銘柄だけで、毎月配当金を得る形を作ることができます!

J-REITは不動産市場に影響を受ける投資資産のため、株式ともインフラファンドとも違う値動きをします。

そのため、ポートフォリオ全体の資産分散性を高める意味でも投資して損はありません。

詳しいお話は上記の記事にて解説しているので、もし興味があれば併せてご覧ください!

投資すべき資産を見極めながら「強いポートフォリオ」を作って、配当金生活を目指していきましょう!

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